この記事では、 JCB から発行されているクレジットカード「JCB CARD W」についての紹介をしています。
JCB CARD W は、JCB から発行されている JCBオリジナルシリーズの一枚で、高還元率カードとして、2017年に発行を開始した年会費無料のクレジットカードです。
この高還元率カードには入会に年齢制限があるので、JCBカードを作ろうか迷っているのなら、この機会に作ることをおすすめします。
公式サイト JCB CARD W
1.JCB CARD Wとは

JCB CARD W とは、カードの名称にも入っているように国際ブランドとしても名高い JCB が発行しているカードです。
このカードは申込に年齢制限があり、18歳から39歳以下の方が対象となっています。
そこで気になるのは、40歳になると使えなくなってしまうのか・年会費が発生するのかという点ですが、申し込みが39歳以下に限られているのであって、40歳以降も年会費無料でカードの利用継続が可能であることがポイントです。
25歳まで、29歳までといった学生や新社会人を対象としたカードの多くは、既定の年齢に達すると、次の更新で一般カードなどほかのカードに切り替わることが多いです。
しかしこのカードであれば、40歳以降も勝手に一般カードに切り替わるという事がありません。
公式サイト JCB CARD W
2.JCB CARD Wのメリット

一度発行すれば、40歳以降になっても使える JCB CARD W のメリットは以下の通り。
- 年会費がずっと無料
- ポイント還元が JCB一般カードの2倍
- 日本が世界に誇る国際カードブランド「JCB」
- 後払い式電子マネーQUICPay
1) 40歳を超えても年会費がずっと無料
申し込みが39歳以下に限られているものの、その後の年会費はずっと無料。
JCBのプロパーカードの中には、JCB W 以外にも年会費無料のカードはあります。
ですが、それらのカードには無料の理由があります。
その理由というのは25歳以下限定でしか使えない(JCB CARD EXTAGE)や、リボ払い専用カード(JCB CARD R、JCB EIT)、データ維持費がかかる(JCB LINDA)というものです。
その点、JCB CARD W であればそのような条件がないので、40歳になる前に入会さえしてしまえば、その他のJCBと比較しても大変お得なカードです。
そして、25歳以下、29歳以下といった年齢制限のあるカードでは、既定の年齢になった後の更新時に一般カードなどに切り替わって年会費が有料になるといった場合もありますが、JCB CARD W であれば40歳以降も継続して使い続けることができます。
2) ポイント還元がJCB一般カードの2倍
JCB CARD W は、JCB の「Oki Dokiポイント」が毎月の利用合計金額1,000円につき2ポイント貯まります。
Oki Dokiポイントは、1ポイントは5円相当なので還元率1.0%。
JCBオリジナルシリーズの他のカードは 1,000円につき1ポイントなので、2倍のポイントを獲得できる高還元なクレジットカードです。
さらに、JCBオリジナルシリーズパートナー(優待店)の利用では、ポイント還元率が大幅アップ。
優待店によっては最大20倍のポイントが貯まります。
たとえば、優待店の Amazon なら JCB CARD W の基本還元率1%に加えて、優待店ボーナスが1%分プラスされます。つまりAmazon での買い物に JCB CARD W を使えば、還元率が2%ということになります。
3) 日本で唯一の国際カードブランド
一般的に JCB は海外地域では使えないというイメージがあります。しかし、ハワイや台湾など取った日本人観光客が多く訪れる場所では使える店も多いです。
また、海外でのトラブル時にも JCBプラザに、日本語で相談できるというメリットがあります。海外旅行に行く際にはぜひとも携行しておきたいですね。
それに、JCBカードW は JCB が発行するプロパーカードです。見た目もすっきりとしたデザインでもあるので、どこで出しても恥ずかしくありませんね。
4) 電子マネーQUICPay
JCB CARD W は、電子マネーの利用も便利です。
後払い式の QUICPay がカードに付帯していて、QUICPay での利用分もポイントが貯まるので、チャージ不要でスピーディーに支払をすることができます。
公式サイト JCB CARD W
3.JCB CARD Wのデメリット

JCB CARD W は、年会費無料で使い続けることができるので、デメリットらしいデメリットは無いと言えるでしょうが、あえて挙げるとすれば次のようなものがあります。
- 利用明細がWeb明細のみ
- JCB STAR MEMBERS は対象外
1) 利用明細がWeb明細のみ
このカードは JCB一般カードとは異なり、利用明細が書面で発行されずWeb明細のみの対応になります。
書面での明細を希望する方は、JCB一般カードがおすすめです。
しかし、書面の明細では送られてくるまで確認できませんが、Web明細であれば反映も早く見たい時にいつでも確認できるます。
Web明細でも構わないという方には問題ないでしょう。
2) JCB STAR MEMBERSは対象外
JCB STAR MEMBERS は、年間で一定金額以上利用していると、翌年度のポイント還元率がアップする制度です。
このサービスに関して JCB CARD W は対象外。
しかし、JCB STAR MEMBERS の最高ランクでも、ポイント還元率は0.85%と JCB CARD W のほうが高還元なので気にする必要は無いでしょう。
4.JCB CARD WとJCB一般カードとの比較

JCB CARD W | JCB一般カード | |
申込資格 | 18歳以上39歳以下 (高校生を除く) |
18歳以上 (高校生を除く) |
年会費 | 無料 | 1,375円(税込) (初年度無料) |
家族カード | 無料 | 400円+税 |
還元率 | 1.0% | 0.5% |
JCB STAR MEMBERS | – | ○ |
海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円 | 最高3,000万円 |
国内旅行傷害保険 | – | 最高3,000万円 |
海外ショッピング保険 | 最高100万円 | 最高100万円 |
一般カートと比べると、国内旅行傷害保険とポイント還元率アップのJCB STAR MEMBERS は対象外ですが、年会費無料で還元率1%の時点で一般カードを超えるメリットと言えるでしょう。
5.女性には JCB CARD W plus L がおすすめ

JCB CARD W plus L は、JCB CARD W に女性向けの特典がプラスされたカードです。
1) オプション保険「お守リンダ」
女性特有のがんに備えた保険、ひったくりやストーカーに備えた保険など、”女性に嬉しい安心” に加入できる任意のオプション保険です。
月々の掛金が30円~となっていて、気軽に保険に入会したいという女性におすすめです。
2) キレイをサポート「LINDAリーグ」
JCB CARD W plus L に入会すると、「LINDAリーグ」と呼ばれる女性に人気のブランドから、おトクな情報やサービスがが届きます。
公式サイト JCB CARD W plus L
まとめ

JCB CARD W はなんといっても、信頼と実績がある国内唯一の国際ブランド「JCB」が発行しているクレジットカード。
その JCBカードが高還元率でありながら、年会費無料で持てるというのが魅力ですね。
しかし、はじめてクレジットカードを作ったのが40歳の時という筆者には、申し込むことすらできないカード。
39歳以下の方なら文句なしに、所有しておくことをおすすめします。
公式サイト JCB CARD W