決済方法がクレジットカードしか無かったり、このサイトでクレジットカードを登録するのはちょっと怖いなと思ったことは無いでしょうか。
クレジットカードのように使えるのに入会審査が不要のVプリカであれば、クレジットカードを使わずに決済することができます。
本記事は、Vプリカについての解説とメリット・デメリットを紹介します。
1.Vプリカとは
Vプリカとはインターネット専用のVisaプリペイドカードで、サービスの提供元はライフカード。
Visaと提携しているので、Visa加盟のオンラインショップならクレジットカードと同じように利用できます。
Vプリカ支払い方式はプリペイド方式(前払い)で、Vプリカを事前に購入することで使えます。
クレジットカードはポストペイ方式(後払い)となります。
Vプリカは、クレジットカードに入会する時に必要となる審査、本人確認といったことが不要。そして審査のために1週間も2週間も待つ必要がありません。
日本国内在住の18歳以上の人なら、簡単に利用出来ます。
ただし、利用の際はアカウント開設が必要です。
(1) 入手方法
1.Vプリカを購入する。
マルチメディア端末で購入
- セブンイレブン
- ローソン
- ファミリーマート
- サークルK、サンクス
「サンプルカード」をレジへ持っていく
- デイリーヤマザキ
- セイコーマート
アカウント開設後「Myページ」からクレジットカード又はインターネットバンキングで購入することができる
2.Vプリカをアカウントに登録。
Vプリカを初めて使う場合はまずアカウントを開設します。すでに開設している場合は、購入したVプリカを登録するだけで利用可能です。
クレジットカードと同じようにVプリカのカード情報が発行されるので、クレジットカード決済時にこの情報を入力することで手続きができます。
- カード番号
- 有効期限
- セキュリティコード
- ニックネーム:本名でなくてもいいんですね。
(2) 手数料
年会費は無料で利用することができます。ただし、休眠カード維持費と言うものが発生する場合があります。
Vプリカ”残高”から毎月125円が引落しされます。
また、Vプリカは購入する際の金額と利用できる金額が異なります。
インターネットで購入する場合
- 利用可能金額500円分:購入金額700円
- 利用可能金額1,000円分:購入金額1,200円
- 利用可能金額2,000円分:購入金額2,200円
- 利用可能金額3,000円分:購入金額3,200円
- 利用可能金額5,000円分:購入金額5,200円
- 利用可能金額10,000円分:購入金額10,200円
- 利用可能金額30,000円分:購入金額30,200円
購入金額はクレジットカード決済に利用可能な金額に200円上乗せした金額になります。
500円分ずつ購入していては手数料が3割近くになってしまうので、買う時は30,000円分がお得ですね。しかし使えないほど購入してしまうと、休眠カード維持費が発生してしまうのも困りものです。
一番お得な購入方法は、Vプリカのサービス提供元であるライフカードでVプリカを購入することです。ライフカードでの購入なら利用可能金額そのままで購入することができます。
2.Vプリカのメリット・デメリット
(1) メリット
インターネットのVisa加盟店で使える
提携ブランドがVisaという事で、Visaの加盟店であるオンラインショップであれば、クレジットカードと同様に使えます。
セキュリティ
Vプリカを使用しない時には、セキュリティロックをかけることができます。
Visa認証サービス(3-Dセキュア)に対応しているので、本人認証を伴う決済の際にもVプリカのMyページと同じようにIDとパスワードの入力が必要となります。
使いすぎ防止
Vプリカの残高以上は利用出来することができないので、使いすぎる心配もありません。
(2) デメリット
実店舗では利用できない
インターネット専用プリペイドカードである為、街のお店では使う事が出来ません。
同様に、実際のカードが発行されないので、ホテルの予約など当日などにカードの提示を求められるような場面では、カードが無いので使えません。
月額・継続利用の料金支払いには使えない
公共料金や通信費、保険といった毎月継続で支払うものには、お店側で可能と明示していない限りはVプリカを利用できません。
クレジットカードのようなポイント還元はない
クレジットカードの場合は利用金額に応じて何%といったポイントが還元されますが、Vプリカにはポイント還元がありません。
購入時の手数料
200円という金額は一度の購入金額によってはかなりの手数料になります。
休眠カード維持費
年会費はありませんが、3か月以上利用していないと休眠カード維持費が発生してしまいます。
購入時の手数料と休眠カード維持費は、クレジットカードの年会費に相当すると言えるでしょう。ただしほったらかしにしなければ休眠カード維持費は発生しません。
有効期限
Vプリカの有効期限は発行日より1年後の月末で、有効期限が過ぎるとカード番号は無効。残高も失効します。
まとめ
Vプリカの特徴をまとめると
- クレジットカードと違い審査不要で所持しやすい。
- ニックネームで使う事ができるので、クレジットカードを登録したくないオンラインショップでの買い物などに便利。
- 決済方法が限られている場合にクレジットカードの代用として使える。
ただしこれは、ニックネームが使える匿名性を除くとVプリカ購入時の手数料がかからない分、Visaデビットカードの方が使いやすいのではないかという気も個人的にはします。
以上、Vプリカの紹介とメリットとデメリットでした。
公式サイト Vプリカ
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