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三井住友ビジネスカード for Owners クラシックの紹介とメリット・デメリット

この記事は個人事業主にも発行可能なビジネスカード、三井住友ビジネスカード for Ownersクラシック(一般)カードの紹介とメリットやデメリットの解説をしています。

次年度年会費無料の条件をクリアしやすいので、事業規模が小さいけれどビジネスカードを気軽に保有してみたいという方にオススメです。

 

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1.三井住友ビジネスカード for Ownersとは

カード

三井住友ビジネスカード for Owners とは、三井住友カードから発行されているクレジットカードの一枚。法人カードなのですが、個人事業主も発行することができるのが特徴です。

ちなみに、法人向けビジネスカードの場合であれば審査対象が会社なので、登記簿謄本や決算書など提出書類がいろいろ必要になり、発行までの時間もかかります。

しかし、三井住友ビジネスカード for Owners であれば登記簿や決算書は不要なので、発行までの手間も時間も法人向けビジネスカードと比べれば少なくて済みます。

また、カードランクはクラシック、ゴールド、プラチナの3種類がありそれぞれに付帯している特典にも違いがあります。

<< 三井住友ビジネスカード for Owners の基本情報 >>

  クラシック ゴールド プラチナ
カードブランド  VISA・Mastercard
契約者 法人・個人事業主
年会費(税別) 1,250円
※初年度無料
10,000円
※初年度無料
50,000円
※初年度無料
パートナーカード(税別) 400円/枚
※初年度無料
2,000円/枚
※初年度無料
5,000円/枚
※初年度無料
ショッピング枠 10万~150万 50万~300万 200万~500万
ポイントサービス ワールドプレゼント
空港ラウンジサービス 利用不可 利用可 利用可
旅行傷害保険 最高2,000万円の海外旅行傷害保険 ※利用付帯 最高5,000万円の海外・国内旅行傷害保険 最高1億円の海外・国内旅行傷害保険

公式サイト 三井住友ビジネスカード for Owners クラシック

 

2.三井住友ビジネスカード for Ownersクラシック(一般)カードのメリット

画像

一般的にビジネスカードを使うメリットは、経費をクレジットカード払いで決済できるのが一番のポイントですが、特に三井住友ビジネスカード for Owners には、以下のようなメリットがあります。

  • ビジネスカードだが審査が個人
  • 初年度の年会費が無料。翌年度以降も無料での運用が可能
  • カードに会社名・屋号を表記できる
  • Visa、Masterの両カードが発行可能
  • 貯まったポイントを個人カードのポイントと合算することができる

 

1) ビジネスカードだが審査が個人

審査の対象が個人なので、新設法人でも審査が通りやすくカード発行も早いです。

必要な書類は、申込者の本人確認資料だけ。登記簿謄本や決算書も不要です。ただしキャッシング枠を希望する場合は、収入証明書類が必要になります。

引き落とし口座は法人代表者であれば法人口座、個人事業主なら個人口座か屋号口座を指定できるので、経理上もスムーズ。

 

2) 初年度の年会費が無料。翌年度以降も無料での運用が可能。

三井住友ビジネスカード for Owners は、クラシックの年会費が1,250円+税。ビジネスカードでは最低水準です。

しかも、初年度の年会費が無料で翌年度以降も年会費割引の特典があるので、年会費無料で使い続けることができます。

三井住友ビジネスカード for Owners の年会費特典

  • 初年度は年会費無料
  • カード利用明細をWEB明細に変更すると500円割引(ゴールドカードは1000円割引)
  • 「マイ・ペイすリボ」の申込みで翌年度以降も年会費が無料(ゴールドカードは半額) ※前年度のカード利用が条件(年1回以上)

2021年2月以降のお支払い分からは、前年のリボ払い手数料の支払いが条件となります。詳しくはこちらをご確認ください。
「マイ・ペイすリボ」年会費優遇特典条件改定のお知らせ

「マイ・ペイすリボ」に登録して年1回以上カードを利用すれば、翌年度の年会費が無料になります。

三井住友カードの「マイ・ペイすリボ」は、初回引き落とし分はリボ払い手数料が発生しないので、毎月の支払額をカード限度額まで引き上げておけば、通常の一回払いと同じように使う事ができます。

しかし、一回で払えば手数料が発生しないといってもリボ払いです。

リボ払いには抵抗があるので避けたいという場合は、WEB明細を利用するだけでも年会費が500円割引されます。年750円とビジネスカードとして、最安レベルの年会費であることに変わりないですね。

ただし、WEB明細利用による年会費割引にも条件があります。

WEB明細利用による年会費割引条件
  • 本会員の方
  • 年会費請求前月を含む過去1年間のカードご利用代金請求(最大12回)のうち、6回以上請求のある方

つまり、1年のうちに6か月以上カードを利用していないと割引にはならないという事ですね。

 

3) カードに会社名・屋号を表記できる

そして三井住友ビジネスカード for Owners は、券面に氏名とともに会社名又は屋号を並記することができます。

Yago
Taro Yamada

開業届を出すときに、ちょっと恥ずかしい名前を屋号にしちゃってどうしようという人は…英字社名の入力項目で、屋号表記を無しにしておくと「BUSINESS」という表記になります。

BUSINESS
Taro Yamada

 

4) Visa、Mastercardの両カードが発行可能

三井住友ビジネスカード for Owners は、Visa と Mastercard の両方を発行する事が可能です。

どちらかしか使えない場面があるかもしれませんし、用途ごとにカードを使い分けることもできます。

デュアル発行した場合の年会費
  Visa or Mastercard Visa+Mastercard
(デュアル発行)
基本年会費 1,250円+税 1,500円+税※
WEB明細書サービスのみ利用した場合 750円+税 750円+税※
マイ・ペイすリボに登録した場合 無料 無料※

※Visa、Mastercard両方のカードで利用した場合の金額。

ただし、デュアル発行をしても利用限度額が増えるわけではありません

たとえば個人カード1枚と三井住友ビジネスカード for Owners 2枚の合計3枚を持っていても、利用限度額は3枚のカードのうち一番高い限度額のカードのものとなります。そして利用額は3枚分を合計した金額になります。

 

5) 貯まったポイントを個人カードのポイントと合算できる

たいていの法人向けビジネスカードで貯まったポイントは、個人カードで貯まったポイントと合算することができません。

しかし、ビジネスカード for Owners であれば貯まったポイントは、個人カードで貯まったポイントと合算することができます。

例えば筆者の場合は、個人用口座は三井住友VISA SMBC CARD、事業用口座は三井住友ビジネスカード for Owners を所有しているのですが、それぞれで付与されるポイントをまとめて貯めることができるわけです。

 

更に、三井住友銀行のSMBCポイントパックに登録した代表口座で利用している、SMBCデビットもポイント還元で利用すると、三井住友カードのポイントに合算できます。

ポイントを貯めたいから経費も個人用カードでとか、生活用の支払いもビジネスカードでという事をしなくて済みますね。

 

三井住友カードのポイントサービス「Vポイント」

カードのご利用金額に応じてもらえるポイントを貯めて、景品との交換・マイレージ・電子マネーや、他社のポイントプログラムに移行することができるサービスです。

三井住友ビジネスカード for Owners で支払いをすると、付与されるポイントは200円につき1ポイント。還元率は0.5%です。一か月ごとの利用額に対して付与されます。

個人向けのカードと比べると一般的と言えますが、法人向けのクレジットカードの中にはポイントが付与されないカードも有る、という事を考えると比較的高いと言えるでしょう。

 

6) ビジネスサポートサービス完備

三井住友ビジネスカード for Owners は、個人が審査対象のクレジットカードであっても、法人カードのメリットであるビジネスサポートサービスが用意されています。

  内容
アスクルサービス オフィスの必需品をスピーディーにお届けのアスクルオフィス用品配達サービス
DHLエクスプレス 書類から貨物まで、安全、確実、スピーディにお届け。世界220以上の国・地域をカバー。
(2019年9月30日をもってサービス終了)
日産レンタカー/
タイムズ カー レンタル

全国の店舗で営業車をお得にレンタル(10

%~47%割引)

アート引越センター 社員の引越しやオフィスの移転で国内引越し基本料金30%割引

出張先での移動が多い時などは、タクシーを使うと経費がかさんでしまい大変です。

そういう時には、全国に店舗を持つレンタカー会社でお安く車を用意してもらえるととても助かりますね。

その他にも、

ビジネスサポート
  • VISAが提供する法人カード会員限定のビジネスサービス「VISAビジネスオファー
  • VISAが厳選した全国のレストランを優待価格で堪能することができるサービス「VISAビジネスグルメオファー
  • 株式会社ベネフィット・ワンが提供する福利厚生サービスを利用できる 「福利厚生代行サービス
  • 財務会計ソフト「勘定奉行」との連携サービス「財務会計システムデータ連携サービス

といった法人向けサービスがあります。

公式サイト 三井住友ビジネスカード for Owners クラシック

 

3.三井住友ビジネスカード for Ownersクラシック(一般)カードのデメリット

画像2

1) 引落口座の変更は書類で手続き

三井住友カードの個人カードであれば、引落口座の変更はVpassで簡単に手続きができます。

しかし、三井住友ビジネスカード for Owners の場合はVpassでの手続きができません。

三井住友ビジネスカード for Owners の引落口座を変更するには、電話で書類を取り寄せ、必要事項を記入して返送する必要があるんです。

その為、書類のやり取りだけでも2週間以上は時間がかかることになります。

 

2) iDカードがクレジットカード一体型では無い

三井住友カードのクレジットカードの多くは、iD一体型で発行することができます。

しかし、三井住友ビジネスカード for Owners は一体型ではなく、iD専用カードが追加発行になります。

1枚余分にカードを持つことになるのは、結構面倒ですね。

しかし電子マネーiD は、ドコモのおさいふ携帯や iPhone などの Apple Pay に対応となっているので、対応したスマホを使っているのであれば問題ないでしょう。

 

3) 旅行傷害保険が利用付帯

三井住友ビジネスカード for Owners には、旅行傷害保険が付帯されています。

ただしクラシックカードは、海外旅行傷害保険のみでカード利用した場合のみ適用されます。国内の旅行や出張で利用するという人であれば、ゴールドかプラチナカードを選ぶべきでしょう。

 

4) ショッピング補償も海外利用時のみ

クラシックカードは、年間100万円まで海外での買物のみがショッピング保障の対象になっており、国内での買い物が対象になるのはゴールドカード以上になっています。

 

4.独自特典がプラスされた提携ビジネスカード

三井住友カード株式会社との提携で提供されているビジネスカードというものもあります。

三井住友ビジネスカード for Owners の特徴に、それぞれ独自の特典が加わったカードになっています。

 

1) マネーフォワードビジネスVISAカード

クラウド会計ソフト マネーフォワードを提供している「株式会社マネーフォワード」と三井住友カード株式会社が提携。

開業時にかかる費用の削減に役立つお得なサービス特典を受けられるクレジットカードです。

三井住友ビジネスカード for Owners に比べると条件は厳しいですが、年会費の優遇もあります。

 

まとめ

お買い物アプリ

三井住友ビジネスカード for Ownersは、簡単な条件で手数料優遇を受けやすいので、事業規模が小さいけれどビジネスカードを使いたいという個人事業主の方におすすめのクレジットカードです。

しかし、三井住友ビジネスカード for Ownersではメリットが薄いと感じる場合は、独自特典が付加されている マネーフォワードビジネスVISAカード を検討してみると良いでしょう。

公式サイト 三井住友ビジネスカード for Owners クラシック

 

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